セリエA【2025-26】全20チームの基本情報を紹介

セリエA全般

第6節までが終了し、だいぶ各チームの色が見えてきましたね。この記事では、セリエA【2025-26】全20チームの基本スタメン&基本フォーメーション、監督、データから見た注目選手を図を交えて紹介していきます。

アタランタ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
3-4-2-1 or 3-4-1-2
3バックがベースです。

監督イヴァン・ユリッチ(新)
クロアチア出身。現役時代は主にMFとしてプレー。引退後はジェノア、クロトーネで監督を務め、昇格や残留を勝ち取りました。2019年からエラス・ヴェローナを率いて評価を高め、2021年からはトリノを指揮。その後、途中就任したローマやサウサンプトンでは上手くいきませんでしたが、今季アタランタ監督に就任しました。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/41757/ivan-juric

データから見た注目選手ニコラ・クルストヴィッチ
セルビア代表。今季レッチェから完全移籍で加入したストライカー。
ニコラ・クルストヴィッチの特筆すべき点は、得点能力とチャンスメイク能力を兼ね備えた万能性です。ストライカーとして、今シーズンすでに2ゴール3アシストを記録しており、ゴールとアシストの両方でチームに貢献しています。特にシュートへの意欲が高く、レーダーチャートで「シュート試行」が96%と評価されている通り、ここまで18本ものシュートを放っています 。また、ストライカーながらパス精度も82.0%と高く、7回のチャンスメイクを記録する など、周囲の選手を活かすプレーも得意としています。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/833638/nikola-krstovic

ボローニャ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
4-2-3-1 or 4-3-3
4バックがベースです。

監督ヴィンチェンツォ・イタリアーノ(続投)
ドイツ生まれのイタリア人。下部リーグで指導者キャリアを積み、スペツィアをセリエA初昇格に導き注目を集めました。2021年からフィオレンティーナ監督となり、ポゼッション主体の攻撃サッカーを展開。ヨーロッパカンファレンスリーグで決勝進出を果たし、クラブを欧州舞台へと復帰させました。昨季就任したボローニャではチャンピオンズリーグを戦いながらリーグ戦でも大健闘。今季も引き続きボローニャを指揮します。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/42581/vincenzo-italiano

データから見た注目選手リッカルド・オルソリーニ
イタリア代表。ボローニャで7年目を迎える右ウインガー。
リッカルド・オルソリーニの特筆すべき点は、左足を武器にしたリーグ最高峰の得点能力です。右ウインガーとして、今シーズンすでに4ゴールを記録し、現時点で得点ランキングのトップに立っています。ゴール期待値(xG)が2.89なのに対し、枠内シュートの質を示すxGOTは3.54と、期待値を上回る質の高いシュートを打てる選手です。また、ウインガーながら意外と空中戦にも強く、勝率は87.5%を誇ります。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/661761/riccardo-orsolini

カリアリ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
4-3-2-1 or 4-3-1-2 or 3-5-2
今季は4バックと3バックを併用するようです。

監督ファビオ・ピザカーネ(新)
イタリア出身。選手時代はカリアリのDFとして長年プレー。引退後はコーチングスタッフとしてキャリアを積み、カリアリの下部組織監督やアシスタントコーチを歴任。昨シーズンはカリアリのプリマヴェーラを指揮し、コッパ・イタリア優勝に導きました。今季からカリアリのトップチームを指揮します。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/41732/fabio-pisacane

データから見た注目選手アンドレア・ベロッティ
イタリア出身(代表経験あり)。今季コモからフリーで加入したストライカー。
アンドレア・ベロッティの特筆すべき点は、経験に裏打ちされたペナルティエリア内での決定力とシュート精度の高さです。31歳になりましたが、ゴール前での嗅覚は健在で、ここまで記録した6本のシュートは全てペナルティエリア内。典型的な”ボックスストライカー”であることがわかります。そのシュートはゴール期待値(xG)が1.92であるのに対し、枠内シュートの質を示すxGOTは2.19と上回っており、シュート精度の高さを証明しています。また、レーダーチャートで「守備アクション」が85%と評価されている通り、前線からの献身的な守備も厭わない点も魅力です。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/309726/andrea-belotti

コモ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
4-2-3-1 or 4-3-3
4バックがベースです。

監督セスク・ファブレガス(続投)
スペイン出身。アーセナル、バルセロナ、チェルシーで活躍し、スペイン代表としてワールドカップやユーロ制覇に貢献。現役引退後、コモでプリマヴェーラ監督やアシスタントマネージャー務め、2024年に正式にコモの監督へ就任しました。ボール支配と創造性を重視する指導スタイルで国内外から高い評価を受けています。今季も引き続きコモを指揮します。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/30613/cesc-fabregas

データから見た注目選手ニコ・パス
アルゼンチン代表。コモで2年目を迎える攻撃的ミッドフィルダー。
ニコ・パスの特筆すべき点は、攻撃と守備の両方で質の高い貢献ができる完成度の高さです。21歳の若さで、ここまですでに3ゴール3アシストを記録しており、得点とチャンスメイクの両方で非凡な才能を発揮しています。攻撃面では、シュート20本、チャンスメイク21回と常にゴールに関与する積極性があります。さらに注目すべきはシュートの質で、ゴール期待値(xG)1.18に対し、枠内シュートの質を示すxGOTは2.02と大きく上回っており、シュート技術の高さがうかがえます。また、レーダーチャートで「守備アクション」が84%、タックルも18回記録するなど、守備でのハードワークも厭わない現代的な選手です。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/1347574/nico-paz

クレモネーゼ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
3-5-2 or 4-4-2
今季のベースは3-5-2です。

監督ダヴィデ・二コラ(新)
イタリア出身。現役時代はDF。監督としてはクロトーネで奇跡的な残留を果たしたことが象徴的。クロトーネ以外にも序盤に大苦戦しているクラブを率いて、見事にセリエA残留を果たす“奇跡の立て直し屋”として知られています。ジェノア、トリノ、サレルニターナ、エンポリなど複数のクラブを危機的状況から救い上げた実績があります。昨季もカリアリを率いて残留を達成。今季からクレモネーゼを指揮します。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/42451/davide-nicola

データから見た注目選手エミル・アウデーロ
イタリア出身のインドネシア代表。今季コモからレンタルで加入したゴールキーパー。
エミル・アウデーロの特筆すべき点は、驚異的なシュートストップ能力です。これまで23本のシュートを打たれ、そのうち20本をセーブ。そのセーブ率は87.0%という傑出した数字を記録しています。また、失点期待値が5.00だったのに対し、実際の失点は3に抑えており、データ上、彼のセーブによって2.00点分の失点を防いでいます。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/602845/emil-audero

フィオレンティーナ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
3-5-2 or 3-4-2-1 or 3-4-1-2
今季は3バックをベースとするようです。

監督ステファノ・ピオーリ(新)
イタリア出身。セリエAで豊富な指導歴を誇ります。ラツィオ、インテル、フィオレンティーナなどを経て2019年にミラン監督に就任。若手中心のチームを鍛え上げ、2021-22シーズンには11年ぶりのスクデットを獲得しました。その後、サウジアラビアのアル・ナスルを経て、今季からフィオレンティーナを再び指揮します。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/41996/stefano-pioli

データから見た注目選手モイーズ・ケーン
イタリア代表。フィオレンティーナで2年目を迎えるストライカー。
モイーズ・ケーンの特筆すべき点は、ゴールチャンスを生み出すオフザボールの動きの質です。彼のゴール期待値(xG)は3.01で、これはリーグでもトップクラスの数値です。これは、彼が誰よりも質の高い得点機会を得ていることを意味します。ペナルティエリア内でのタッチ数は30回にのぼり、常にゴール前で脅威となっています。今シーズンはまだ1ゴールですが、決定機を創出する能力は傑出しているので、今後のゴール量産が期待できます。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/747926/moise-kean

ジェノア【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
4-2-3-1 or 4-3-3
4バックがベースです。

監督パトリック・ヴィエラ(新)
フランス出身。アーセナルなどで活躍した名MF。引退後はマンチェスター・シティの育成部門から指導を始め、ニューヨーク・シティ、ニース、クリスタル・パレスの監督を歴任。昨季途中からジェノアの監督に就任し、降格圏にあったチームを残留に導きました。今季も引き続きジェノアを指揮します。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/34942/patrick-vieira

データから見た注目選手パトリツィオ・マジーニ
イタリア出身(代表経験なし)。ジェノアで2年目を迎える守備的ミッドフィルダー。
パトリツィオ・マジーニの特筆すべき点は、傑出した守備能力とボール奪取力です。彼の特徴を示すレーダーチャートでは「守備アクション」が96%という極めて高い数値を残しています。対人プレーが非常に強く、ここまでのセリエAでリーグトップクラスのタックル数24回を記録。デュエル勝利数は49回、その成功率は60.5%に達します。その他にもインターセプト8回、ボールリカバリー36回と、守備に関するあらゆるスタッツで高い数値を記録しており、中盤のフィルターとして相手の攻撃の芽を摘み取る能力に非常に長けた選手と言えます。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/1189223/patrizio-masini

インテル【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
3-5-2 or 3-4-2-1
3バックがベースです。

監督クリスティアン・キヴ(新)
ルーマニア出身。アヤックス、ローマ、インテルで活躍した元DF。引退後はインテルの下部組織で指導を始め、プリマヴェーラ監督を務めました。昨季途中からパルマの監督に就任し、降格圏にあったチームを残留に導きました。今季からインテルに戻り、トップチームを指揮します。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/27692/cristian-chivu

データから見た注目選手フェデリコ・ディマルコ
イタリア代表。インテルで4年目を迎える左サイドバック/ウイングバック。
フェデリコ・ディマルコの特筆すべき点は、左サイドから繰り出される世界最高峰のチャンスメイク能力です。彼の特徴を示すレーダーチャートでは「チャンスメイク数」が97%という極めて高い数値で、ウイングバックでありながら、今季すでにリーグトップの22回のチャンスメイクと3アシストを記録。アシストの見込みを示すアシスト期待値(xA)も2.33と傑出しており、彼のパスがいかに決定機に繋がっているかを示しています。また、自らも2ゴールを挙げるなど、攻撃の起点としてだけでなくフィニッシャーとしての能力も兼ね備えています。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/605224/federico-dimarco

ユヴェントス【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
3-4-2-1 or 3-5-2
3バックがベースです。

監督イゴール・トゥドル(続投)
クロアチア出身。ユヴェントスなどで活躍した元DF。指導者としてはハイデゥク・スプリト、ウディネーゼ、ヴェローナなどを率い、攻守の切り替えが速いスタイルを構築。マルセイユ監督時代にはCL出場権を獲得しました。その後、ラツィオを経て、昨季途中からユヴェントスの監督に就任。低迷していたチームを立て直し、今季も引き続きユヴェントスを指揮します。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/39545/igor-tudor

データから見た注目選手ケナン・ユルディズ
トルコ代表。ユヴェントスで3年目を迎える左ウインガー/攻撃的ミッドフィルダー。
ケナン・ユルディズ選手の特筆すべき点は、足元の高い技術を武器にしたリーグ屈指のチャンスメイク能力です。今季すでに3アシストを記録し、アシスト期待値(xA)も1.54と高い数値を誇ります。チャンスメイク数は17回にのぼり、レーダーチャートでも「チャンスメイク数 86%」という数値を残しています。また、ドリブルでの打開力も高く10回のドリブル成功を記録しているほか、パス成功率も85.9%と安定しています。攻撃のあらゆる面で違いを生み出せる選手です。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/1412132/kenan-yildiz

ラツィオ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
4-3-3 or 4-2-3-1
4バックがベースです。

監督マウリツィオ・サッリ(再)
イタリア出身。銀行員から異例のキャリアで監督に。下部リーグでの下積みを経て、エンポリやナポリで「サッリボール」と呼ばれるポゼッションサッカーを展開し評価を高めました。その後、チェルシーではEL制覇、ユヴェントスではスクデットを獲得。2021年からはラツィオを指揮。1年間の充電期間を経て、今季からラツィオを再び指揮します。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/557567/maurizio-sarri

データから見た注目選手マッテオ・カンチェッリエーリ
イタリア出身(代表経験あり)。今季レンタルバックで復帰した右ウインガー。
マッテオ・カンチェッリエーリの特筆すべき点は、非常に高い守備意識と献身性です。彼の特徴を示すレーダーチャートでは「守備アクション」が97%、「空中戦勝利」が96%と、守備関連の数値が突出しています。実際に今季はこれまで、ウインガーの選手ながらタックル11回、インターセプト8回を記録しています。攻撃面でも結果を残しており、ゴール期待値(xG)1.83を上回る3ゴールを挙げるなど、効率の良いフィニッシャーでもあります。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/1146500/matteo-cancellieri

レッチェ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
4-3-3 or 4-2-3-1 or 3-5-2
今季は4バックをベースとするようです。

監督エウゼビオ・ディ・フランチェスコ(再)
イタリア出身。元ローマのMF。指導者としてはサッスオーロをセリエAへ定着させ評価を高めると、ローマではCLベスト4進出を達成。しかし理想主義的な面が強いため、近年率いていたチームでは結果を出せず、フロジノーネやヴェネツィアでは降格の憂き目にあってしまいました。今季はレッチェで2度目となる指揮を執ります。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/5615/eusebio-di-francesco

データから見た注目選手チアゴ・ガブリエウ
ポルトガルU21代表。レッチェで2年目を迎えるセンターバック。
チアゴ・ガブリエウの特筆すべき点は、センターバックとして理想的な守備能力と、セットプレーでの得点力です。20歳の若さで、身長194cmという恵まれた体格を誇り、その高さを活かして空中戦で14回の勝利を収めています。さらに、インターセプト9回、デュエル勝率62.7%を記録し、守備能力の高さを示しています。また、セットプレーからの攻撃参加も大きな武器で、今季これまで1ゴールを記録しています。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/1574492/tiago-gabriel

ミラン【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
3-5-2 or 4-3-3 or 4-2-3-1
今季のベースは3-5-2です。

監督マッシミリアーノ・アッレグリ(再)
イタリア出身。下部リーグで監督キャリアをスタートさせ、セリエAのカリアリで評価を高めると、2010年にミラン監督としてスクデット獲得。その後、ユヴェントスで黄金期を築き、リーグ連覇とCL決勝進出を果たしました。1年間の充電期間を経て、今季からミランを再び指揮します。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/129745/massimiliano-allegri

データから見た注目選手クリスチャン・プリシック
アメリカ代表。ミランで3年目を迎える左ウインガー/ストライカー。
クリスチャン・プリシックの特筆すべき点は、ゴールとアシストの両方で最高レベルの結果を残せる攻撃能力です。今季すでに、セリエAで4ゴール2アシストを記録する大活躍。シュート9本のうち7本を枠内に飛ばす(枠内シュート率78%)など、シュート精度が非常に高いだけでなく、チャンスメーカーとしても一流で、13回のチャンスメイクを記録し、アシスト期待値(xA)は1.39に達します。レーダーチャートでも「チャンスメイク数 94%」「ゴール数 87%」と、まさに万能型アタッカーであることが示されています。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/688295/christian-pulisic

ナポリ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
4-3-3 or 3-5-2
今季のベースは4-3-3です。

監督アントニオ・コンテ(続投)
イタリア出身。ユヴェントスなどで活躍した元イタリア代表MF。下部リーグを経て、ユヴェントスで監督キャリアを確立。ユヴェントスでは2011年から3連覇を達成しました。チェルシーではプレミアリーグ優勝、インテルや昨季就任したナポリでもスクデットを獲得しました。今季も引き続きナポリを指揮します。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/22169/antonio-conte

データから見た注目選手ケヴィン・デ・ブライネ
ベルギー代表。今季マンチェスター・シティからフリーで加入したインサイドハーフ/攻撃的ミッドフィルダー。
ケヴィン・デ・ブライネの特筆すべき点は、34歳にして全く衰えない世界最高峰の攻撃的センスです。彼の代名詞であるチャンスメイク能力は健在で、レーダーチャートの「チャンスメイク数」は97%を記録。今季すでに、13回のチャンスメイクと1.42という高いアシスト期待値(xA)を誇ります。また、今季は得点能力も際立っており、ゴール期待値(xG)2.14に対し、枠内シュートの質を示すxGOTは2.95と、卓越したシュート技術でゴールネットを揺らしています。パス成功率85.0%という安定感も兼ね備え 、攻撃の全権を握る司令塔として君臨しています。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/169200/kevin-de-bruyne

パルマ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
3-5-2 or 3-4-2-1
今季は3バックをベースとするようです。

監督カルロス・クエスタ(新)
スペイン出身。弱冠30歳の若手指導者。プロとしての経験はなく、指導者になる前は雑誌やSNSに戦術レポートを投稿して自身をアピールしていたそうです。その後、アトレティコ・マドリードやユヴェントスの下部組織で指導法を学び、2020年からアーセナルのミゲル・アルテタのアシスタントマネージャーを務めました。有望な指導者として、今季パルマの監督に大抜擢されました。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/1776681/carlos-cuesta

データから見た注目選手マンデラ・ケイタ
ベルギー出身(代表経験あり)。パルマで2年目を迎えるセンターハーフ/インサイドハーフ。
マンデラ・ケイタの特筆すべき点は、フィジカルを活かした圧倒的な対人守備の強さです。センターハーフ/インサイドハーフとして、デュエル(1対1)で高い勝率を誇ります。今シーズンのデュエル勝率は65.2%、空中戦の勝率も62.5%と、地上戦・空中戦ともに相手を制圧しています。ボール奪取能力も高く、タックル数は14回を記録。パス精度も85.7%と安定しており、ボールを奪った後にしっかりと味方に繋げることができます。中盤の守備の要として、信頼性の高い選手です。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/1239749/mandela-keita

ピサ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
3-5-2 or 3-4-2-1
3バックがベースです。

監督アルベルト・ジラルディーノ(新)
イタリア出身。フィオレンティーナなどで活躍した元イタリア代表FW。監督としては下部リーグで経験を積み、2022年にジェノアを率いてセリエA昇格を達成。昨季はジェノアで途中解任されてしまいましたが、今季から昇格組のピサで指揮を執ります。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/30881/alberto-gilardino

データから見た注目選手エベネザー・アキンサンミロ
ナイジェリア出身(代表経験なし)。今季インテルからレンタルで加入したセンターハーフ/インサイドハーフ。
エベネザー・アキンサンミロの特筆すべき点は、高いパス精度を基盤とした攻守にわたるバランスの良さです。20歳の若さながら、ミッドフィルダーとして高い完成度を誇ります。彼のパス成功率は90.8%と極めて高く、難しいとされるロングボールの成功率も75.0%を記録しています。攻撃面ではチャンスメイクを5回記録し、レーダーチャートでもチャンスメイク能力86%と評価されています。また、守備面でも貢献度が高く、タックル11回、ボールリカバリー33回を記録。攻守両面でチームを支えることができるオールラウンドなミッドフィルダーです。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/1481909/ebenezer-akinsanmiro

ローマ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
3-4-2-1 or 3-4-1-2
3バックがベースです。

監督ジャンピエロ・ガスペリーニ(新)
イタリア出身。ジェノアで評価され、2016年からアタランタを指揮。独自のマンツーマン守備と攻撃的スタイルでアタランタをCL常連に育て上げた名将です。アタランタではクラブを初のEL優勝に導く偉業も達成。今季から名門のローマで指揮を執ります。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/96945/gian-piero-gasperini

データから見た注目選手マティアス・スーレ
アルゼンチン代表。ローマで2年目を迎えるシャドー/右ウインガー。
マティアス・スーレの特筆すべき点は、得点能力とチャンスメイク能力を高いレベルで両立させている攻撃センスです。シャドー/ストライカーとして、今季ここまで3ゴール2アシストを記録。レーダーチャートを見ても「タッチ数 91%」「チャンスメイク数 89%」「シュート試行 86%」「ゴール数 80%」と、攻撃に関する項目が軒並み高評価です。実際に13回のチャンスメイクを記録しているほか、18本のシュートを放っており、その多くがペナルティエリア外からであることからも、積極的な攻撃参加とシュートへの高い意識がうかがえます。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/1280082/matias-soule

サッスオーロ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
4-3-3 or 4-2-3-1
4バックがベースです。

監督ファビオ・グロッソ(続投)
イタリア出身。パレルモやユヴェントスなどで活躍した元イタリア代表DF。2006年ワールドカップ優勝の立役者でもあります。監督としてはユヴェントスの下部組織で指導法を学び、フロジノーネでセリエB優勝。その後、リヨンの監督に就任しましたが、思うような結果を出せませんでした。昨季はサッスオーロをセリエB優勝に導き、今季も引き続きサッスオーロを指揮します。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/34320/fabio-grosso

データから見た注目選手タリク・ムハレモヴィッチ
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表。今季レンタルから完全移籍へ移行(ユヴェントスから)し、サッスオーロで2年目を迎えるセンターバック。
タリク・ムハレモビッチの特筆すべき点は、対人守備の圧倒的な強さと、現代のセンターバックに求められる足元の技術です。身長187cmのセンターバックで、対人戦で驚異的な強さを誇ります。今季のデュエル勝率は71.4%に達し、空中戦でも20回勝利しています。守備スタッツも傑出しており、タックル14回、インターセプト8回、シュートブロック6回を記録。守備だけでなく、パス精度も83.5%と高く、今シーズン一度もボールを奪われたことがない(被ボール奪取0) など、ビルドアップの起点としても安定しています。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/1250485/tarik-muharemovic

トリノ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
3-4-2-1 or 4-3-3 or 4-2-3-1
今季は3バックと4バックを併用するようです。

監督マルコ・バローニ(新)
イタリア出身。選手時代はナポリなどでプレー。監督としては昇格・残留請負人として知られ、ベネヴェントやレッチェでセリエA昇格、ヴェローナでセリエA残留を勝ち取りました。昨季はラツィオを率いて7位フィニッシュも解任。今季からトリノを指揮します。

データから見た注目選手シリル・エンゴンゲ
ベルギー出身(代表経験あり)。今季ナポリからレンタルで加入したシャドー/右ウインガー。
シリル・エンゴンゲの特筆すべき点は、卓越したシュート技術と、攻撃的なポジションらしからぬ高い守備貢献度です。今季ここまで、ゴール期待値(xG)が0.45であるのに対し、枠内シュートの質を示すxGOTは1.35と3倍の数値を記録しています。これは、彼のシュートが非常にゴールになりやすいコースへ飛んでいることを意味します。ドリブルも得意としており、8回のドリブルを成功させています。また、攻撃的な選手でありながら、レーダーチャートでは「守備アクション」が95%という数値で、守備意識の高さが伺えます。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/994403/cyril-ngonge

ウディネーゼ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
3-5-2 or 3-4-2-1
3バックがベースです。

監督コスタ・ルニャイッチ(続投)
オーストリア生まれのセルビア系ドイツ人。主にドイツ下部リーグやポーランドで監督を務め、2022年にはレギア・ワルシャワでリーグ戦2位の成績を収めました。昨季ウディネーゼの監督に抜擢されると、残留争いに巻き込まれることなく12位でフィニッシュ。今季も引き続きウディネーゼを指揮します。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/812065/kosta-runjaic

データから見た注目選手ケイナン・デイヴィス
イングランド出身(代表経験なし)。ウディネーゼで3年目を迎えるストライカー。
ケイナン・デイヴィス選手の特筆すべき点は、ストライカーながらポストプレーでアシストもこなせるところです。身長191cmの大型ストライカーで、フィジカルを活かした空中戦の強さ(勝利数15回)が光ります。注目は、ストライカーの選手でありながら「チャンスメイク数」のレーダーチャート評価が93%と極めて高い点です。実際に今シーズン10回のチャンスメイクと1アシストを記録しており、味方を活かすプレーにも長けています。もちろんストライカーとしての得点能力も高く、ここまで2ゴールを記録。ゴール期待値(xG)も2.72と高く、多くの決定機に絡んでいることがわかります。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/724368/keinan-davis

ヴェローナ【2025-26】

基本スタメン&基本フォーメーション
3-5-2 or 3-4-2-1
今季は3バックをベースとするようです。

監督パオロ・ザネッティ(続投)
イタリア出身。選手時代はMFとしてエンポリやトリノなどでプレー。監督としてはヴェネツィアをセリエA昇格に導き名を上げました。その後、エンポリや昨季就任したヴェローナでも残留を勝ち取りました。今季も引き続きヴェローナを指揮します。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/37525/paolo-zanetti

データから見た注目選手ギフト・オルバン
ナイジェリア出身(代表経験なし)。今季ホッフェンハイムからレンタルで加入したストライカー。
ギフト・オルバンの特筆すべき点は、常にゴールを狙える位置に顔を出す、ストライカーとしての嗅覚です。今季のゴール期待値(xG)は2.89と非常に高く、これは彼が常にディフェンダーにとって危険なエリアに侵入していることを示しています。シュートへの意識も非常に高く、今季すでに21本のシュートを放っています。そのシュートのうち11本はペナルティエリア内からのものです。まだ1ゴールですが、これだけ多くの決定機に絡み続けていることから、今後のゴール量産が期待できます。
参考:https://www.fotmob.com/ja/players/1368557/gift-orban

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